第30日目 静岡県御前崎市~静岡県南伊豆町
第30日目
06:20 激しい雨
激しい雨音で目覚める
もし雨が降ってなかったら、いつ起きたのだろう・・・
それほどぐっすりと眠れた朝だ
しかし
起きてみると、激しい雨
自転車で西日本横断をした、およそ12年前
初日はここ御前崎で、同じくこの旅館からだった
偶然にも、あの時と全く同じ様な雨
雨が収まるまで、少し停滞しようかと悩む
一応、天気予報では、昼前には雨が上がって
気温が上がり蒸し暑くなるほど晴れるとのこと
それにしても
ここの旅館は、何故か落ち着く
一度トイレに行った後
また、眠りに着く
09:58 見送られながら
9時をちょっと過ぎたあたりから
雨が収まり
天気は回復傾向
昨日濡れたブーツやグローブは
結局乾かず仕舞い
それでも、雨が止んだ事が嬉しくて
そんなブーツの湿り気など問題ない
昨日、いろいろとサービスさせてもらった、ここのおっちゃんに
宿代を払いに
おっちゃんが、宿帳を渡しながら
「以前来られた時も書いたと思いますが、当時は、うちのお袋がやってて、こないだ亡くなってしもうてな・・・また書いてくださんかのぉ」
そうだったのか・・・
当時、このお袋さんに、雨合羽を頂いたことがある
「あんた、雨大変だろう・・・これ使いな」
激しい雨の中を思って、出発間際にくれたのだ
できれば、そのお袋さんに
「あの時は、ありがとう」
と言って、びっくりさせたかったのに・・・
あれから、僅か12年
けど・・・
確実に12年もの月日は流れているのである
出発間際、玄関先で見送ってくれた
何故か、おっちゃんの兄貴も一緒だ(´ー`)
「これ持ってきな」
おっちゃんの兄貴が、ぶっきらぼうに言いながら
500ミリのペットボトルのジュースを2本くれた
ヘルメットをかぶりながら
ずっと、こっちを見てる、2人をバックミラーで見ながら
輪島で会った、おばちゃんを思い出す
バイクを走らせ、2人が遥か遠くに見えるまで
大きく、手を振った
やはり思う
優しさとか、親切とか
されればされる程、後で寂しくなるもんだ
10:06 12年前を思い出して
当時、自転車横断での思い出ということで
今ではその影を見ることも無くなった
写るんですを持って行った
数枚撮った記憶があるものの
その写真自体も無くしてしまい、どこを撮ったか記憶が曖昧だ
けど・・
なんとか、ここは撮った記憶が・・という数枚の写真に
この御前崎の記念碑がある
当時は、物凄い雨で
写した記念碑は、ピンボケだったのを覚えている
雨が上がった今では、その当時とは違うものの
その時を思い出して
記念碑をパシャリ
しかしだ
俺の記憶違いなのか
記念碑が立派になった気がする
確か
もっと小さく、御前崎としか書かれて無かったような・・・
12年まえは
ここから自転車で西に向かった
今日は、バイクで東に向かう
11:02 時間稼ぎ
今日の目的地は
伊豆半島の南
石廊崎
”日本先っちょシリーズ”
の一つだw
で出しが遅いということもあり
沼津までは高速を使う
右に駿河湾を眺めながら
そして、左に日本一の富士山を眺めるという
とても贅沢なツーリングを企んでいたのに
あいにくの曇り空
なので高速を使って、早めに石廊崎まで行って
そこでのんびりしようかと
・・が、高速乗った瞬間、天気は急速に回復
どんどん晴れ間が見えてくるではないか
(はあ・・しくじったかな・・?けど、高速からも富士山も見えるからいいや)
と、開き直るも
肝心の静岡越えたあたりから
濃い霧で、今にも雨が降りそうな空模様
静岡っていう所の局地的な特性なのか
それとも、単なる”雨のち晴れ”の予報だけなのか・・
12:55 踊りの神様がいるであろう・・・伊豆半島
沼津で高速を降り、伊豆半島の南
石廊崎へ向かう
伊豆と言えば、観光名所の一つで
それはそれは有名な場所だ
教科書でも
あるいは、バイク雑誌でも時々特集が組まれる程
ライダー達にも憧れの場所だ
・・・が
しかしである
石廊崎まで向かう、現在414号線
渋滞と交通量の多さで
何が観光名所だ、コノヤロー ヽ(`Д´)ノバーヤバーヤ
の状態
しかも、バイクのハンドルに付けてある温度計
34℃って何事じゃ
晴れ上がるのもいい加減にせいやってな位、暑い
ブイマの冷却ファンが激しいったらありゃしない
太ももが火傷しそうだよ
途中、道の駅 ”天城越え”で、休憩
そんな名前つけるから
石川さゆりの”天城越え”が、頭の中流れまくってしょうがない
おそらく
さっきまで前を走ってた車も
その前の車に乗ってた人も
♪天城~ごぉ~え~~
と、鳴ってたに違いない
ジェロなら、確実だ
元祖わさびアイス
というのがあったんで、食べてみた
実は、この”わさびソフト”
長野のわさび農園で食べようと思ったんだけど
おばちゃんと話し込んで、すっかり食べるのを忘れてしまったんよ(;´ρ`)
なので、ここが元祖ということなんで食べてみた
(ほっほぉ~甘さと辛さが絶妙なバランス('Д'))
美味いなぁこれ!
けど、2度はいいかも・・・
14:01 天城越えを越えてから
道の駅を出た途端、ようやくツーリングらしい感じに
流れがスムーズで、ようやく風を感じる
しかしだ
この先にある、下田の街が観光名所らしく
近づくにつれ、またあしても渋滞気味に
特に、やんまあの前には、黒煙をまき散らす大型トラックが・・・
30分くらい後ろを走ったんだけど
あの排気ガスにやられて、頭が痛くなる
たまりかねて、コンビニで5分程、待機
あれはやばい・・・
というか・・・
本当に、観光名所なの?
伊豆に初めて来て、まだ道路一本しか走ってない俺が
こんなこというのあれなんだけど
ただ単に、関東圏内に近いだけのような・・・
景色のどこかしらには、でかいホテルが映りこんでるし
海岸の駐車場は、1500円という文字があり
車の量が多すぎるし
ええ・・・贅沢ですよ、わたしゃ
そりゃ、日本周ると、目が肥えてしまうって・・・
15:06 石廊崎到着
石廊崎の最南端は
どうやら、神社ということらしい
先っちょシリーズを極めたいやんまあは
当然、そこを目指したいのだが・・・
バイクを走らせると、神社への案内板が
案内されるがままに、道を走ると
漁港というか、ちょっとした港に出る
観光船の港だ
神社へは、ここから歩くらしい
時間的にも明日明日にしようか
それとも、リッチに観光船で見ようか
あれこれ悩んでると
「神社行くんですかね?」
と、おっちゃんが叫んでいるのが聞こえた
「どうしようかな?と思いまして」
そういうと、
「あの、ここは駐車場で、有料なんですよ!」
む・・・そんな事、血相変えて言うと、神社に行かないにゃ
周りを見ると、管理小屋が・・・∑(゜△゜;)
これじゃ・・・わからんって
というかだ・・
何故、こうも喧嘩腰で話すのさ
この時点で悩み解決
石廊崎パス
というか、伊豆自体、パス
観光地化され、観光客慣れしたここには、用はなし
同じ観光地でも、天の橋立とかの駐車場のおっちゃんとかさ
昨日泊まった旅館のおっちゃんとかさ
そういう人に会うと
今日の一日の終わりが、一気に幻滅だわな
しゃあないんで、そこを後にして
本当の先っちょではないが、教科書にコメントがされてある場所に向かう
そこで、石廊崎の先っちょという証にでもしようかな?
来て正解だった
俺的には、ここがそれっぽいかもだ
ツツジが有名という
ここ、あいあい岬
なんか展望台があるらしく登ってみた
(あいあいってどう意味なんだろう?)
そう考えながら、展望台らしきベンチがある場所を見つける
∑(゜△゜;) あんな所に鐘が・・・
む、これは・・・
ひょっとして、宮崎でみた”クルスの丘”での鐘と同じなのでは
ということで
鳴らしてみた
あいあいって・・・
愛愛なのか?!(*゜ー゜)
宿に向かう途中
猫の家族に会う
何匹もいた
ちょっと癒される
アロエソフトクリームの、看板を見つける
食べてみる
(ほっほぉ・・・アロエとソフトは合うかもだ)
またちょっと癒される
旅館、民宿は使わない
さっきの対応で、使う気ゼロ
なので、ちょっとコジャレたホテルに入る
受付のお姉さん、背が高くて、あり得ない位の美人
しかも、若い
地元の出身とのこと
なんだよ・・・
伊豆半島って、いいとこじゃん!
・・・・
た、単純すぎるぞ、やんまあ
☆
ん~・・・なんというか
やはり、関東圏に近いということもあり
一気に、今までのツーリングの雰囲気が薄れるんだよね
車の多さとか、建物の感じとか・・・
贅沢になってしまったんだろうけどさ
明日、伊豆半島の東側海岸を走る予定だ
天気は晴れとの事
ちょっとは楽しく走れるかも・・?
☆
本来なら、今日は後輩の家にお邪魔してるとこ
で、明日から、長野辺りを走る予定だが
計画を急遽変更した
ちょっと、ペースが間に合ってない
なので、埼玉から茨城に抜ける
唯一楽しみの市街地ルートは、断念した
考えてみれば、そのルートを走ったのは
車で音楽を聴きながらだったので
おそらく、バイクで走っても
渋滞と排ガスで
”こんな筈じゃ・・・”
と、嘆いてるだろうから、今回はやめて
また走りたいなぁ・・
で、心に留めておこうかと、自分に納得
ということで、明日は、江ノ島でロールプレイングゲームをw
明後日は、フェリーで、神奈川から千葉へ渡り、房総半島へ抜けるつもりです
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